2015/04/20
以前、フリクションへの印刷方法は何種類もあります、とご案内させていただきました。
今日はその中の一つ、”シルク印刷”についてご説明します。
まずはシルク印刷の印刷方法についてです。
シルク印刷又はシルクスクリーン印刷は版材に絹(シルク)の布を使った印刷方法です。
絹目の間からインクをヘラで擦ることで適量を押し出し、元版の空隙から印刷物にインクを乗せていきます。
現在では、絹布ではなくインクの通りが良いように開発された 化学繊維の糸で織られた布を使う場合が多いそうです。
とてもポピュラーな印刷方法です。
低ロットからのご注文でも、お手軽な値段で印刷が可能なところも魅力です。
さらには、プラスチック・金属など幅広い素材に対応しています。
印刷後のインクの発色が良いのも特長の一つです。
上の写真のような丸いフォントの印刷などに適しているのではないでしょうか。
可愛く発色良い名入れができます。
細い文字や細かいロゴの場合はシルク印刷ですと表現しきれない部分がでてきてしまいます。
シルク印刷でのお勧めは”テキスト文字”です!
こちらは弊社で製作した、テキスト文字での名入れ印刷です。
上の写真のように発色良く印刷できます。
さらに、細かさでいいますと、下の写真まではシルク印刷でも対応できます!
シルク印刷の難点としては、「凹凸面、シボ面、湾曲面、成型ライン」などの印刷にはあまり適していません。
そして、注意していただきたい点は”1色対応のみ”というところです。
2色以上になりますと、シルク印刷での印刷はできません。
フリクション名入れの方法としては安価な印刷方法ではありますが、ある程度印刷の幅は制限されてしまいますね。
弊社では、お客様のイメージに合わせた印刷方法を提案させていただいておりますのでご安心下さい。
デザイン会社としてお客さまと同じ目線に立って制作していきます。
今後も他の印刷方法についてもご説明していきますので、楽しみにしていてください。