2017/05/18
こんにちは。
5月も半分過ぎ、だんだんと夏が近づいていますね。
今年は例年より台風が多く発生するみたいですよ。
皆さんお気をつけください。
さて、今回は「フリクションとヨーロッパ」についてご紹介します。
「日本の企業、PILOTで製造されているフリクションとヨーロッパに何の関係があるの?」
と疑問に思うかもしれませんが、実はフリクションは日本より先にヨーロッパで発売されていたんです。
フリクションが海外で人気な理由には、「インキ文化」があります。
日本の子供は、学校では鉛筆を使うことが主流です。
しかし海外、特にヨーロッパでは、子供の頃から万年筆やペンで文字を書きます。
授業でノートを取るとき、鉛筆であれば消しゴムで消してすぐに文字を書き直すことができますよね。
しかし海外では万年筆やボールペンを使っているため、インキキラーと呼ばれる化学反応で消す特殊インキを使用していました。
インキキラーを使うと、同じインキではまた消えてしまうので別のインキを使用したペンで書き直さなければなりません。
つまりインキキラーと違うインキのペン2本以上、文字を書き直すのに少なくともペンが3本必要でした…そうです、とっても面倒だったのです!
その面倒な作業だった書き直しを、フリクションなら1本で済ませることができます。
その便利さがヨーロッパの、とくにフランス・ドイツのニーズにハマり、年間予想をはるかに上回る750万本を売り上げました。
それはただ単に珍しい商品というだけでなく、日本製品の便利な上に高品質であることが認められ、筆記用具として根付いたと考えられます。
そしてフリクションはヨーロッパでの大ヒットを受け、2007年3月に日本でも販売されることになりました。
このようにヨーロッパでは日本よりもフリクションが「文化」として根付いているようです。グローバル化が進む近年、販促ターゲットも日本人だけではありませんよね。
フリクションは日本だけでなく海外の多くの人に愛されている定番の筆記用具です。
ノベルティや記念品としてお贈りすればきっと喜ばれると思います。
海外の方にも貴社のお気持ちが伝わりますように。
F&Sではフリクションのお名入れはもちろん、
その他のPILOT製品の名入れ、また多様なノベルティのデザイン提案を行っております。
ノベルティをご検討の際はお気軽にお問い合わせください。